故宮田・三井住友銀会長のお別れの会 2600人が故人しのぶ
2021.12.21 15:34
三井住友フィナンシャルグループ(FG)と三井住友銀行は12月21日、帝国ホテル東京と帝国ホテル大阪の2会場で、10月24日に死去した宮田孝一・三井住友銀会長(元三井住友FG社長)の「お別れの会」を執り行った。金融機関関係者など約2600人が参列し、献花した。
会場には写真パネルや愛用したカメラなどを掲示。新入行員時代や三井住友FGがニューヨーク証券取引所に上場した当時の写真などが並び、参列者は故人をしのんだ。
故人は1976年に三井銀行入行。営業、人事、秘書などを経験したのち市場部門でリーダーシップを発揮。07年の米サブプライムローン問題に端を発した金融危機時には証券化商品をいち早く売却し、損失拡大を防いだ。11年の社長就任後は、東日本大震災からの復興支援に全力を尽くすとともに、グループ各社の成長と結束力の強化に努めた。
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