CIC、信用指数の開示件数公表 初月は6万件
2025.01.30 18:54信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)は1月30日、信用情報を分析して算出した指数とその算出理由を提供する「クレジット・ガイダンス情報」の開示受付件数を発表した。提供開始の2024年11月28日から12月20日受け付け分は6万6742件となり、同期間の信用情報開示受付件数の約8割を占めた。
クレジット・ガイダンス情報は、CICが保有する信用情報から年齢や性別といった属性項目を除き、支払い状況などの客観的な取引事実に基づいて指数を算出する。消費者自身による信用状態の把握や、クレジット会社の審査などの参考情報として活用される見込み。
現在は消費者のみが開示請求可能で、4月から事業会社からの受け付けを開始する。同情報を含めた24年11月21日~12月20日の信用情報開示受付件数は前年同期比215%増の84382件となり、関心の高さを示した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力