愛知銀の伊藤頭取、経営統合で県内シェア拡大目指す 中京銀と検討中
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愛知銀行の伊藤行記頭取は12月6日、検討を進めている中京銀行との経営統合について「愛知県内のシェア拡大が狙い」と記者団に語った。経営統合は攻めの姿勢で進める考えを示した。
同日、愛知県信用保証協会との共同記者会見後に取材に応じた。伊藤頭取は、発表スケジュールなど正式なコメントは相手があるため詳しくは話せないと前置きした上で、「貸出金は順調に伸びているものの愛知県内のシェアが低いことから存在感が低い。経営統合により愛知県内での地域銀シェアはトップになる」と強調した。
経営統合によるメリットについては、両行の「リソースをさらなる発展に活用することができる」と述べた。今回の検討の時期については「本業が順調な時に前向きな統合をすることが重要」と話した。
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