お知らせ FIT2024 本日(10月17日)開幕!
2024.10.16 16:00
日本最大の金融ITフェア「FIT2024(金融国際情報技術展)」(主催=日本金融通信社、共催=金融ジャーナル社、後援=全国銀行協会など金融13団体)が10月17、18日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される。ブース出展は184社、セミナーは2日間で181セッションと、過去最大規模でITを活用する金融の将来像を描く。
テーマは「デジタル×稼ぐ力 金利ある世界のサービス変革」。3月に日本銀行が約17年ぶりに政策金利を引き上げて以降、金融機関では金利収益確保の機会を得られやすい環境にある。一方で、オンラインバンキングやエンベデッドファイナンス(組み込み型金融)によって、ビジネスチャンスの拡大に期待が高まる半面、若年層を中心に顧客離れを招く恐れも危惧される。
事務効率化や顧客とのコミュニケーション活性化、事業者とオープンに接続するデータ基盤の活用など、各金融機関が抱える課題の解消と戦略実現をサポートするソリューション・サービスの活用は必要不可欠だ。金利ある世界という新たな未来に対し、ベンダーやメーカーなどが道しるべを示す。
展示ブースでは、大手ITベンダー、フィンテック企業などが「AI(人工知能)」「データ利活用」「デジタルトランスフォーメーション(DX)人材育成」「システムモダナイズ」「アンチマネーロンダリング」などの最新動向を提示。営業力強化から内部事務の効率化まで、包括的に金融機関の課題を解決できるのが特徴だ。
セミナーは初日に94セッション用意し、32セッションが会場満席となっている。一部セミナーは、会期終了後の11月7日~12月6日、後日配信を視聴できる。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 中企庁、「RESAS」刷新 地域経済の分析促進へ
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 地域銀・信金、サムライ債に投資需要 10年ぶり変動型登場で