社説　付利変更は納得感ある説明を

2021.11.26 05:00
社説
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
日本銀行は、経費削減などに取り組む地域金融機関を支援する「特別当座預金制度（特別付利）」を急きょ見直した。新型コロナ対応オペの利用急増で付利額が想定より大幅に上回るためだが、同制度は9月に適用が始まったばかりで唐突感が否めない。経営効率化に向けた金融機関の改革機運を後退させかねず、日銀は見直しの妥当性を丁寧に説明すべきだ。
　特別付利は...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと１ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連キーワード

社説

おすすめ

アクセスランキング（過去１週間）

  1. 地域銀7行が先行導入　マネロン機構のAIスコア
  2. 第四北越FGと群馬銀、27年4月経営統合へ　地銀有数の金融グループに
  3. 春の叙勲　金融界から24人
  4. 【実像】潮目変わる地銀再編　持続可能性に危機感
  5. 地域金融機関、中小の支払い遅延警戒　物価高や人手不足影響
  6. 国内シ・ローン、25年度は回復見込み　社債発行からシフトも
  7. 城南信金、共同開発AIを全国へ　他信金から照会多数
  8. 地域銀・信金、取引先の経費削減支援　コンサル会社と連携拡大
  9. 京都信金、職員向け「京信大学」200回　講座受講者、延べ4000人超
  10. 十八親和銀、投信客への架電デスク新設　7万先にアプローチ