「お知らせ」FIT大阪、本日も10時から 初日は927人来場
2024.09.06 04:50
西日本最大の金融ITフェア「FIT大阪2024(金融国際情報技術展)」(主催=日本金融通信社、共催=金融ジャーナル社、後援=全国銀行協会など13団体、協力=大阪銀行協会、しんきん大阪システムサービス)が、9月5日にグランフロント大阪(大阪市)で開幕した。2023年に続き、関西地区の行政、金融団体トップらがテープカットを行った。初日は金融機関の役員や行職員など927人が来場。満席になったセミナーもあった。最終日の本日6日は10時に開場する。
24年度のテーマは「地域の未来を共創するICT」。地域金融機関の最大の使命である地域活性化のためには、地域の発展に貢献している事業会社や自治体などと共創することに加え、最新のICT(情報通信技術)やデジタルトランスフォーメーション(DX)の強化が不可欠との思いを込めた。
展示会場は、「リスクマネジメント・コンプラ・レギュレーション」「業務プロセス改革」「チャネル・マーケティング」「セキュリティ」「DX」の五つのカテゴリーを設けた。出展企業数は39社。うち16社はFIT大阪に初出展した。
初日は公安調査庁と三井住友フィナンシャルグループが基調講演し、10セッションのセミナーを催した。

京都中央信用金庫の白波瀬誠理事長や姫路信用金庫の三宅智章理事長が来場したほか、近畿エリア以外からも役員や行職員など多数の来場があり、各ベンダーの展示エリアを訪問して最新の取り組みに耳を傾けていた。

2日目の6日は、10時から金融庁監督局の和田良隆・地域金融企画参事官が「地域金融行政の現状と課題」。16時50分から三菱総合研究所の美馬由芽主任研究員が「地域金融機関のための羅針盤 MRI独自調査に基づくDX成功の秘訣」をテーマに基調講演する。
セミナーは16セッションを予定。9月5日現在で金融庁の基調講演、セミナーはシナジーマーケティング(A-12)、ジンテック(C-11)、ダイナトレック(C-12)、ホームズ(C-13)が満席になっている。当日受け付けも可能。
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