【お知らせ】 FIT大阪2024 きょう9月5日10時開幕!
2024.09.04 15:25
西日本最大の金融ITフェア「FIT大阪2024(金融国際情報技術展)」(主催=日本金融通信社、共催=金融ジャーナル社、後援=全国銀行協会など13団体、協力=大阪銀行協会、しんきん大阪システムサービス)が9月5日、6日の2日間、大阪市北区のグランフロント大阪で開催される。金融機関業務の高度化・効率化・安全性向上などに資するさまざまなソリューションを、展示とセミナーで提案する。出展企業数39社、セミナーは2日間で26セッションを予定。
FIT大阪は今年で6回目の開催。地域金融機関にとって最大のミッションである地域経済の活性化に、最新のICT(情報通信技術)活用やデジタルトランスフォーメーション(DX)は不可決となっており、今回のテーマは「地域の未来を共創するICT」とした。
基調講演は初日に2セッションを予定。10時から、公安調査庁の陶山一平サイバー特別調査室長が「サイバー空間の脅威の情勢とその対策について」。16時50分から三井住友フィナンシャルグループ・磯和啓雄執行役専務グループCDIOが「Beyond&Connect~金融の枠組みを超えるSMBCのデジタル戦略とは」と題して講演する。
今回の展示会への出展ブース32コマ(複数社で出展あり)のうち16社が初出展。出展カテゴリーは、①リスクマネジメント・コンプラ・レギュレーション②業務プロセス改革③チャネル・マーケティング④セキュリティ⑤DX――の5分類。各社複数のソリューションを提供しており、業務プロセス改革は27社が提供する。次いでDXが24社と多いのが特徴。
プラスアルファ・コンサルティングは、最新の生成人工知能(AI)機能を搭載したテキストマイニングツールを提案。問い合わせなどの文字情報を解析して顧客の声を可視化する。リーテックスは世界初の電子署名チェーンを利用した電子請求の電子手形化を紹介する。
HENNGEは、働く環境の安全性と利便性の両面を支えるクラウドセキュリティサービスを提供。nCInoは、融資のオンライン申し込み、行内での案件作成から審査稟議の一連の流れを効率化するソリューションを提案する。
また補助金の申請支援業務のクラウドシステムを提案するStaywayや、口座開設から諸手続きの変更までワンストップ化した顧客管理サービスを提供するクローバー・ネットワーク・コムなどが出展する。
セミナーは初日10セッションを予定し、当日に参加申し込みできるセッションもまだ残っている。