セブン銀、小学生1万人に金融教育 反響に応えて前年の5倍に

2024.08.08 15:09
金融教育
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

セブン銀行は、全国の小学生に向けた金融教育プログラムを9月1日から提供する。「SENSEI よのなか学」を運営しているARROWS(東京都)と協業し、授業スライドや教材動画、ワークシートなどを希望する小学校教員に無料で届ける。授業対象者は、前回の2023年度は2000人だったが、教員からの反響に応えて、5倍の1万人に広げることにした。


学習指導要綱の改訂を機に同行は23年度に小学生向け金融教育プログラムの提供を開始。プログラムのテーマは金融と小売りに強みを持つ同行ならではの「お金の大切さや買い物の仕組みを学ぶ」。前年度の受講後アンケートでは、小学生から「計画性の大切さを知った」「スマホ支払いの仕組みが分かった」といった声が寄せられた。


また、授業後の教員からは「キャッシュレスなどは教科書が対応できていない」「自分が学んでこなかった分野なので教えるうえで教材が役に立った」などのコメントが多かった。授業の満足度に加えて、教材に対する評価も高かったことから、想定する授業対象者の規模を一気に5倍に増やした。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

セブン銀、京葉銀の「ATM窓口」開始 窓口業務をコンビニで
セブン銀の松橋社長(左)と京葉銀の熊谷頭取(セブン銀提供、3月10日、セブン‐イレブン松戸常盤平駅前店)
セブン銀、顔認証で入出金 静岡銀に導入
登録時に顔を動かす動作を求めるなど、写真やAIによる生成画像を用いたなりすましを防ぐ対策を複数講じた。(2月6日、本店)
京葉銀、セブン銀ATMで口座開設 現役・勤労層との接点拡充
京葉銀千葉みなと本部入口の看板
ソニー銀、セブン銀ATM活用 継続的顧客管理で

関連キーワード

金融教育

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)