東和銀、紙帳票取扱手数料新設へ IB利用を推進

2024.07.01 19:42
デジタル化 IB
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東和銀行は、10月1日からペーパーレス化や決済手段のデジタル化を推進するため、紙帳票取扱手数料を新設する。


対象となる帳票は、総合振込依頼書や給与(賞与)振込依頼書、顧客が作成するすべての連記式の振込書、単票式の振込帳票5枚以上で、手数料は持ち込み1回につき2200円(税込)。同行によると「同行から総合振込依頼書を郵送する取引先数は、推定で月に約3000先超。」(リレーションシップバンキング戦略部)という。


数件から数百件の振り込み依頼を持ち込む中小企業や零細企業を想定しており、同時に窓口よりも振込手数料が安いインターネットバンキング(IB)を推進していく考え。


また、7月1日からは窓口での振込手数料を、同行宛ての電信扱いが770円、他行宛ての電信扱いと文書扱いを1100円にそれぞれ改定している。一方で、ATMやIBでの振込手数料は据え置いている。IBの法人ダイレクトサービスは月額手数料がかかるが、振込手数料は495円と持ち込みより605円安い。


同行担当者も「一度に持ち込む振込先数が多いお客さまを中心に、ペーパーレス化を進めていただければ」とIB利用を期待する。


 

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