おくやみ 内田 哲氏が死去 元飯能信金理事長
2024.04.23 17:08内田 哲氏(うちだ・さとし=元飯能信用金庫理事長) 3月16日2時7分に敗血症性ショックのため死去、78歳。葬儀は近親者で執り行った。喪主は妻の喜美枝(きみえ)さん。
飯能信金主催の「お別れの会」は5月17日14~16時、埼玉県飯能市仲町11の21のホテル・ヘリテイジ飯能で開く。
内田氏は埼玉県出身。1969年慶応大卒、70年4月入庫。00年理事、04年常務理事、06年6月理事長、14年6月会長、18年6月非常勤理事相談役。定期積金・定期預金を中心とした小口預金の推進戦略「4×8&5戦略」を考案し、理事長在任中、飯能信金を兆円信金に押し上げた。預金を余資運用の原資として総資金利ザヤは0・49%(2015年3月)と全国トップクラスに改善し、安定的な経営の礎を築いた。功績が認められ、16年4月には旭日双光章を受章した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀7行が先行導入 マネロン機構のAIスコア
- 金融5団体と商工中金、適正な競争へ新枠組み 過去の民業圧迫踏まえ
- 春の叙勲 金融界から24人
- 地域銀・信金、取引先の経費削減支援 コンサル会社と連携拡大
- 京都信金、職員向け「京信大学」200回 講座受講者、延べ4000人超
- 十八親和銀、投信客への架電デスク新設 7万先にアプローチ
- Techで変える(2)宮崎銀、融資稟議書作成を自動化 業務時間は95%削減
- 大手損保、地銀の窓販デジタル化 火災保険、満期急増で
- 日銀、政策金利を据え置き トランプ関税で海外経済減速見通し
- SMBC日興証券、25年3月期純利益727億円 純営業収益はSMBC入り後過去最高