三十三銀、 住宅ローン電子契約開始 SMBCクラウドサイン活用
2021.10.21 04:29
三十三銀行は10月25日、住宅ローンの電子契約サービスを開始する。従来、紙と印鑑で行っていた契約をオンライン上で完結することで、ペーパーレス、印鑑レスを実現。収入印紙の負担や契約書保管の手間を省く。
同日の新規申し込み受け付け分から取り扱う。SMBCクラウドサインが提供する電子契約サービスを、全国の地方銀行で初めて住宅ローン契約に活用する。
申し込みから審査までは書面で行う。契約交渉が済んだ完成済みの契約書をクラウドにアップロードし、申込者が承認することで契約を完結できる。手数料はローン契約額1000万円超は1万1000円、1000万円以下は5500円。
同サービスでは2020年11月、企業との契約書の電子化を進めてきた。同行営業企画部は住宅ローンについて、「将来的には申し込みから契約までをオンライン完結できるようにしたい」方針だ。
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