衆院解散、総選挙へ 10月31日投開票
2021.10.14 14:38
10月14日13時、衆院が解散された。19日公示、31日投開票の日程で総選挙が実施される。
自民党は金融分野の公約で、地域金融機関の経営基盤強化を後押しする方針を掲げた。中央銀行デジタル通貨の実証実験や、キャッシュレス決済の普及にも取り組む。コロナ禍で過剰債務を抱えた中小企業の再生を支援することも明記。社会のデジタル化、脱炭素化も重視する。
金融業界が注目する同党の新人候補は2人。青森2区では日本銀行、金融庁を経てマネーフォワードの要職を務めた神田潤一氏(51)が出馬。神田氏は青森県八戸市出身で、大島理森・前衆院議長の後任となる。石川1区では、馳浩・元文部科学相の後任として前金融庁総合政策課長の小森卓郎氏(51)が出馬する。小森氏は石川県への出向経験を持つ。
最大野党の立憲民主党は、「1億総中流社会の復活」を掲げ、時限的な減税や現金給付に取り組む公約を示した。
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