浜松いわた信金、本部棟の落成記念式典を開催 SDGs体現
2023.12.05 19:39
浜松いわた信用金庫(高栁裕久理事長)は12月5日、地上10階建ての新本部棟完成に伴う落成記念式典を開いた。本格的に各部が入居するのは12月11日からで、2024年1月末をめどに完了する予定。
式典で御室健一郎会長は、「創業やM&A(合併・買収)、ビジネスマッチング、事業再生など業務が膨大となり狭隘(きょうあい)化していたものが解消。今後、信金の真価が問われる」とあいさつ。
高栁理事長は、「当金庫で最重要テーマとするSDGs(持続可能な開発目標)を体現した。持続可能な社会構築実現に向け邁進する」と述べた。

新本部棟は鉄骨鉄筋コンクリート、敷地面積2688平方メートル、延べ床面積1万1685平方メートル。浜松市のシンボル・浜松城の向かい側に位置する。
デザインは低層階に城塞(じょうさい)をイメージしたタイル壁、高層階に直射日光や気温・湿度を調整する土を素焼きしたテラコッタルーバーを垂直に配置した。設備は省エネ設計で、国土交通省からサステナブル建築物等先導事業に採択された。
なお、隣接する本店営業部が入る新本店棟は、22年10月に先行してオープンしている。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 西京銀、口座開設効果で給振1000件 サービス拡充、流出防ぐ
- 七十七銀宇都宮法人営業所、東北へのつなぎ役に徹する 開設2年で融資170億円
- 三菱UFJ信託銀、低コストPEファンド 1~4号累計で900億円
- 加藤金融相、信用金庫の資本基盤は「総体として安定」
- 都銀、貸出金利引き上げ先行 地銀上回る月も
- 金融庁、サステナ情報開示義務化 SSBJ基準適用
- 肥後銀、「オペレジ」確保を高度化 勘定系バックアップ平日稼働
- しんきん共同センター加盟235信金、「AIスコア」導入へ マネロン対策を底上げ
- ひろぎんHD、女性登用へ階層別研修 役員面談で意識改革