お知らせ FIT2023 本日10月26日開幕!
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日本最大の金融ITフェア「FIT2023(金融国際情報技術展)」(主催=日本金融通信社、共催=金融ジャーナル社、後援=全国銀行協会など金融13団体)が10月26、27日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される。ブース出展は155社、セミナーは2日間で132セッションと、22年よりスケールアップしてお届けする。
テーマは「顧客起点で目指すウェルビーイング経営」。従業員の健康をはじめ幸福度を引き上げることを通じて企業のパフォーマンスを高める「ウェルビーイング経営」は注目される考え方で、その実現には顧客起点が欠かせない。
従業員の働き方改革につなげるには、デジタルトランスフォーメーション(DX)と顧客体験向上が重要になり、従業員満足(ES)を高め、ストレスなく働ける環境の整備が求められる。
展示では、その実現に向けて、コミュニケーションを円滑にするツール、人工知能(AI)によるエンゲージメントの向上など、行職員の業務負担を軽減できるソリューションやサービスを紹介する。
大手ITベンダー、フィンテック企業などがブースで「AI」「データ利活用」「BaaS(サービスとしての銀行機能)」「システムモダナイズ」「アンチマネーロンダリング」といった課題を解決する手法を提示する。フロントからバックまでの業務を網羅(もうら)する多彩な展示内容だ。
セミナーは初日に71セッション用意し、30セッションが会場満席となっている。一部セミナーは、会期終了後の11月10日~12月8日、後日配信を視聴できる。
東京国際フォーラムのホールCでは10月26日に「地域創生フォーラム」、翌27日に「事業承継フォーラム」をFIT2023と同時開催する。「人」を活用した地域経済の魅力創出と、大廃業時代に求められる金融機関の役割を展望。サステナビリティーとウェルビーイングの実現に向けて、有識者の講演やパネル討論などを行う。岩田和親・経済産業副大臣や金融庁監督局の岡田大参事官、常陽銀行コンサルティング営業部の工藤一也部長、横浜銀行地域戦略統括部の細田順太郎部長、FFG Successionの原田亮代表取締役が登壇(とうだん)する。
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