金融界、外債運用に戦略見直し機運、米長期金利1%超で
2021.01.22 05:00
米国の10年物国債利回り(長期金利)が2021年に入り、節目の1%を超えて推移している。大型経済対策への期待や国債増発懸念から金利の上昇圧力が強まり、金融界では運用益増への期待感が浮上。米連邦準備制度理事会(FRB)の政策対応を見極めつつ、外債運用の戦略見直し機運も高まっている。 長期金利は経済正常化期待などで20年夏ごろから上昇基調に...