東証上場地域銀行、23%が社外取締役「3分の1未満」、新統治指針に対応課題
2021.01.01 05:00
一部地域銀行で、東京証券取引所が予定する「企業統治指針」改定への対応が課題になりそうだ。東証は、2022年に創設する「プライム市場」の上場企業に対し、独立社外取締役を3分の1以上とするよう求める方針。本紙の調べでは17行グループ(G)がこの基準を満たしておらず、独立社外取締役の追加選任やプロパー取締役の削減を迫られる可能性がある。 金融...