特集 信金・信組 フェース・ツー・フェースの未来、新常態へ分かれる針路
2021.01.01 05:00
信用金庫・信用組合の原点「フェース・ツー・フェース」が揺らいでいる。店舗網の維持が厳しさを増す環境にコロナ禍が追い打ちをかけ、対面営業は縮小した。オンライン営業ツールの導入や、軒先での集金を廃止する動きが広がる一方、こうした流れが顧客との関係希薄化、銀行との同質化につながる懸念も強まっている。 ■オンライン営業拡大 全国信用金庫協会が2...
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融機関、「カスハラ」対応急務 コロナ禍後に被害増加傾向
- 銀行界、超低利融資が減少の兆し 企業、長期・固定を選好
- 政府、ウェルビーイングの柱に金融 教育推進や持ち株制度普及
- 鳥取銀、M&A上位資格を70人取得 営業店が事業承継支援
- 【変わる預金戦略】地域銀トップの発言から探る次の一手 「金利ある世界」の資金調達
- 経済安保 システム事前審査開始 大手行、ベンダーと調整
- りそなHD、マネロン調査 自動化 〝進化するAI〟本番適用
- 環境省、地域銀に新プログラム 自然情報分析を後押し
- 広島銀、相続の顧客提案迅速に AI不動産査定サービス導入
- UI銀など、電力データ活用しマネロン対策 不正アクセス検知の実証実験