高崎信金、女性渉外の座談会
2023.08.03 09:59
高崎信用金庫(群馬県、片山政明理事長)は8月2日夕刻、「女性営業担当者情報交換会」を開催した。
同信金の渉外係91人のうち女性は7人。20代の若手職員が多く、いずれも外交に出て1~2年目のため、重点的にフォローアップしている。女性渉外のほか、外交経験を持つ地域サポート部の女性職員2人の計9人が出席した。
まず「1日のスケジュール」「営業の仕事で大変なこと」「やりがい」「時間の使い方」「必要な仕組みや問題点」――などのテーマに沿って1人ずつ発表後、2班に分かれて意見を集約した。受講者からは「顧客との信頼関係を基に、焦らず推進することが大切」などの意見が出された。
後半は3月1日付で同信金初の女性支店長に就いた六郷支店の藤井有紀支店長が「過去の自分と比べれば成長を実感できる。固定観念にとらわれず活躍を」と激励。地域サポート部の茂原成樹課長も「経験が少なく事業性融資の提案に不安を持つのは当然。株価、長期金利、円相場を日々チェックして経営者との会話の幅を広げてほしい」と助言した。
人事部の吉田崇部長は「顧客に迷惑を掛けないため、できないことや分からないことは上手に上司を頼って解決を」と勧めた。受講者は「若手女性職員で集まる貴重な機会になった」と話した。
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