ここ2、3年、日本銀行やその金融政策についての関係者の著作が目につくようになった。多くはいわゆる金融ジャーナリストの手によるものであるが、前の総裁によるものもある。好ましい傾向であり、今後も類似の著作を期待したい。
長年の日銀ウオッチャーとして、これらを読んで感じることがある。
その一つは、わが国の金融政策の決定においては、経済実態の...
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