日経平均8連騰、終値3万1086円 およそ33年ぶり高値
2023.05.22 16:30
22日の東京株式市場で日経平均株価が8日続伸し、終値は前営業日比278円47銭(0.90%)高の3万1086円82銭。1990年7月以来、およそ33年ぶり高値となった。不透明な海外に比べて国内の企業業績回復やインバウンド期待などが株価の連騰を支えている構図だ。
午前は利益確定売りに押されて前営業日終値を挟んでもみ合いの展開。ただ、午後に入り株価指数先物の上昇に伴って上げ幅を広げた。日経平均の8連騰は4月7~18日以来で、この間に2000円近く上昇した。
米国で22日にバイデン大統領と下院議長が債務上限問題について協議すると伝わった。この交渉は難航する可能性がある一方、日本国内は安定的な経済環境が続くとの見通しから海外勢を中心に資金流入が続いたもよう。
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