日経平均が6営業日続伸、年初来高値を連日更新　前日比480円高

18日の東京株式市場は大幅高。日経平均株価は6営業日続伸し、終値は前日比480円34銭（1.60％）高の3万0573円93銭と2日連続で年初来高値を更新した。前日の米国株式市場の上昇を引き継ぎ、為替相場のドル高・円安進行も追い風となった。

取引開始から上げ幅を広げ、午前途中に一時570円高と2021年9月に付けたバブル後最高値（3万0670円）に迫る勢いみせた。ただ、その後は利益確定売りに押された。前日の米国で債務上限問題が進展するとの見方が広がり、ダウ工業株30種平均は408ドル（1.24％）高、ハイテク関連のナスダック総合指数は157ポイント（1.28％）上昇した。

東京外国為替市場は15時58分現在、1ドル＝137円50銭付近で取引されている。前日の1ドル＝136円台から円安が進み、株式市場では電気機器や機械、化学など輸出関連株が買われた。東京株価指数（TOPIX）は5日続伸して前日比24.24ポイント（1.14％）高の2157.85と、連日で1990年8月以来の高値を更新した。