日本商工会議所が毎月公表する早期景気観測(LOBO調査)によると、2024年8月の業況DIは全産業で▲15.4となり前月に比べ0.9ポイント改善した。先行きでは、長引く物価高による購買意欲の低迷に加え、深刻な人手不足による受注機会の損失や、継続するコスト増に対する価格転嫁の遅れ等、経営課題の山積は続いている。一方、定額減税や賃上げによる実質賃金のプラス転換で、個人消費の回復が期待される。また、酷暑乗り切り緊急支援に...
日本商工会議所が毎月公表する早期景気観測(LOBO調査)によると、2024年8月の業況DIは全産業で▲15.4となり前月に比べ0.9ポイント改善した。先行きでは、長引く物価高による購買意欲の低迷に加え、深刻な人手不足による受注機会の損失や、継続するコスト増に対する価格転嫁の遅れ等、経営課題の山積は続いている。一方、定額減税や賃上げによる実質賃金のプラス転換で、個人消費の回復が期待される。また、酷暑乗り切り緊急支援に...