日本商工会議所が毎月公表する早期景気観測(LOBO調査)によると、2023年12月の業況DIは全産業で▲8.4となり前月に比べ1.3ポイント改善した。先行きでは、年始の初売りや次年度に向けた準備など個人消費や設備投資の拡大に向けた契機がうかがえるが、長引く物価高による買い控えやコスト増に伴う企業収益の圧迫で全産業にわたり悪化が見込まれている。また、深刻な人手不足や価格転嫁への対応など企業経営の足かせは多い。加えて海...
日本商工会議所が毎月公表する早期景気観測(LOBO調査)によると、2023年12月の業況DIは全産業で▲8.4となり前月に比べ1.3ポイント改善した。先行きでは、年始の初売りや次年度に向けた準備など個人消費や設備投資の拡大に向けた契機がうかがえるが、長引く物価高による買い控えやコスト増に伴う企業収益の圧迫で全産業にわたり悪化が見込まれている。また、深刻な人手不足や価格転嫁への対応など企業経営の足かせは多い。加えて海...