日本商工会議所が毎月公表する早期景気観測(LOBO調査)によると、10月の業況DIは全産業で▲10.5となり前月に比べ1.5ポイント悪化した。インバウンドを含む観光需要拡大への期待感が伺える一方、長引く物価高で一層の買い控えが懸念される。最低賃金を含む人件費の増加や円安の伸長等で収益圧迫が続く中、中東情勢の緊迫でさらなるコスト増も危惧される。業界別動向は以下のとおり。建設業
建設業は▲14.3で2.2ポイント改善。先行...
日本商工会議所が毎月公表する早期景気観測(LOBO調査)によると、10月の業況DIは全産業で▲10.5となり前月に比べ1.5ポイント悪化した。インバウンドを含む観光需要拡大への期待感が伺える一方、長引く物価高で一層の買い控えが懸念される。最低賃金を含む人件費の増加や円安の伸長等で収益圧迫が続く中、中東情勢の緊迫でさらなるコスト増も危惧される。業界別動向は以下のとおり。