鉄スクラップ国内市況/こう着感強い展開/強弱材料が交錯、10月に円安進行/フレート高騰で輸出鈍化、内需も低調 金融業務 鉄鋼 金融業務 統計・調査 公開日 2024/11/09 鉄スクラップ国内市況は先月前半の上昇後、こう着感の強い展開が続いている。7月中旬からの下落局面の一因だった為替の円高進行が10月は大幅に円安方向に修正。足元で市況の強材料となっている。一方で、フレート(海上運賃)の高騰が足かせとなり、ベトナム向けを中心に新規輸出は伸び悩んでいる。国内では製品需要の低迷を背景に電炉メーカー各社が減産基調にあることも需給面の弱材料に挙げられる。足元の市況環境には強弱双... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み