東鉄値下げ/関東・関西、流通の反応/「原料下落、輸入圧力でやむなし」/「下げ幅が急激、相場に悪影響も」 金融業務 鉄鋼 金融業務 統計・調査 公開日 2024/09/22 東京製鉄が9月販売価格をトン当たり1万~1万5千円引き下げた17日、関東・関西両地区の流通業者からは「鉄スクラップ相場の下落や輸入鋼材の安値を考えれば仕方がない」といった声が上がった。一方で「据え置いてきた期間も市況は変動していた。5桁の値下げは急激過ぎる」と、市場取引への悪影響を指摘する向きもある。 関東地区で薄中板を扱う流通業者の経営幹部は「需要の夏枯れや秋需の期待薄など店売り末端実需の長引く... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み