関西形鋼市場/需要停滞、年度下期も回復見込めず/諸コスト増も/流通、我慢の展開続く 金融業務 鉄鋼 金融業務 統計・調査 公開日 2024/08/18 関西地区の形鋼市場は、需要の落ち込みから厳しい商状が続いている。店売り在庫が主に動く中小建築案件は依然として低迷しており、下期以降も回復の兆しが見えない状況だ。 例年は旧盆休み後の8月末から9月にかけて秋需の先行手配の明細が入り、10月~12月に需要の最盛期を迎える。だが今年は鋼材価格だけでなく、輸送費、人件費、エネルギーコスト、諸資材の値上げに加えて、4月から時間外労働の上限規制が建設業や運送業... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み