EUの炭素国境調整措置/今月から鉄鋼のCO2排出データ厳格化/日本鉄鋼業「詳細報告」に疑問の声 金融業務 鉄鋼 金融業務 統計・調査 公開日 2024/07/06 鉄鋼製品などを対象とする欧州連合(EU)の炭素国境調整措置(CBAM)で、昨年10月から導入した報告制度が7月通関分から厳格化される。製品の二酸化炭素(CO2)排出量の報告ではこれまで、製品ごとに欧州委員会が定めた「見なし数値」が認められていたが、今後は実測値の報告が必要となる。欧州委は製造拠点や製造工程ごとに算出したデータの報告を求めており、日本の鉄鋼関係者の間では「詳細データの報告は現実的に難... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み