<産業廃棄物、リサイクル>2025年度 目利きのポイント 〔山田コンサルティンググループ 柴田 久雄〕

2025.04.30 19:09

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2025年度の天気予想 <曇り時々晴れ>


目利きのポイント
再資源化の注目は高い。付加価値の提供できる企業に変化を
● 処理工程の管理、廃棄物の品質向上へ継続的な投資が必要
● 市場規模は拡大中。中小も業界再編、M&Aの積極検討を



 


産業廃棄物排出量は減少傾向


産業廃棄物業界は、コロナ禍によるあらゆる産業活動の停滞等の影響を受け、2020年度に産業廃棄物の排出量が減少した(図表1)。反動もあり翌年には増加したが、それ以前から減少傾向だったこともあり2022年度、2023年度も減少が続いた。今後も減少傾向は継続すると推測される。


各種資源高によるコスト上昇や焼却処理単価の高騰は落ち着きつつある。一方で、産業廃棄物業界に限らず日本国内の人件費上昇が今後も続くとの想定から、業界全体での値上げもこれまでよりも交渉が行いやすい環境となり、値上げが進みつつある。


引き続き、大手を中心にSDGs等の環境...

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