<飲料品・製造業>2025年度 目利きのポイント 〔㈱日本総合研究所 瓜生 務〕
2025.04.30 19:17
2025年度の天気予想 <曇り時々晴れ>
目利きのポイント
目利きのポイント
● 販売金額は過去最高。1人あたり1日消費量はペットボトル1本分
● 原材料、容器包装資材、エネルギー、物流コスト増で値上げ相次ぐ
● ペットボトルの省資源化や共同配送での物流費削減などが重要に
清涼飲料水の販売金額は過去最高
全国清涼飲料連合会が公表した「清涼飲料水統計2024」によると、2023年の販売金額は前年比7.0%増加の約4兆4,461億円と過去最高となった(図表)。
うち、コーヒー飲料等が21.0%、茶系飲料が19.2%、炭酸飲料が17.9%、ミネラルウォーター類が9.5%、果実飲料が8.9%であった。生産量で見ても前年比2.2%増の2,323万kLと過去最高となった。1日あたりの1人消費量で見ると512mL(ペットボトル1本)に相当する。
2024年は、飲料メーカーにおいて値上げも相次いだ。値上げし...
この記事は会員限定です。
ログインまたはお申し込みください。
PR