世界の鉄鋼業、広がる〝政治介入〟/豪や伊など政府が製鉄所を管理・売却へ 金融業務 鉄鋼 金融業務 統計・調査 公開日 2025/02/28 世界の鉄鋼業で、政府が高炉一貫製鉄所の運営に介入し再建を図る動きが広がっている。金利の高止まりによる鋼材需要の低迷や中国勢の過剰生産で鋼材市況の低迷が長期化し、業績不振や生産減による地域経済や雇用への影響が看過できなくなっているためだ。各国政府とも再建スポンサーを模索しており、今後の鉄鋼再編が活発化しそうだ。 豪州では先週19日に南オーストラリア州政府が「ワイアラ製鉄所法」を改正し、英国を本拠とす... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み