上期の鉄骨造着工床面積/中小案件、過去10年で最低/大規模は12%増の1070万平方メートルと二極化/店売り市場、秋口も建材需要回復遅れ 金融業務 鉄鋼 金融業務 統計・調査 公開日 2024/09/08 形鋼や鋼管、鋼板など建設用鋼材の需要指標となる鉄骨造(S造)の建築着工床面積が、規模の違いで二極化している。メーカー直送が多い高層ビルや大型物流施設など大規模案件(床面積2千平方メートル以上)は前年を上回る半面、店売り市場で調達されやすい中小規模案件(同2千平方メートル未満)が伸び悩んでいる。2024年上期(1~6月)は、中小案件が過去10年で最低を記録した。建材需要の早期復調は望みにくく、在庫店... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み