鉄鋼商社の好業績に暗雲が立ち込めてきた。各社とも４～６月期はなお高水準の利益を維持したものの、７月以降は海外で鋼材市況の軟化が鮮明になり、円高で為替の追い風も弱まる。国内市場でも需要低迷が色濃くなっており、目標利益の達成ハードルはにわかに高まっている。直近の４～６月期（１Ｑ）連結決算は、住友商事・鉄鋼グループが純利益で前年同期比２３％減の１８２億円、ＪＦＥ商事がセグメント利益（事業利益と金融損益...
鉄鋼商社の好業績に暗雲が立ち込めてきた。各社とも４～６月期はなお高水準の利益を維持したものの、７月以降は海外で鋼材市況の軟化が鮮明になり、円高で為替の追い風も弱まる。国内市場でも需要低迷が色濃くなっており、目標利益の達成ハードルはにわかに高まっている。直近の４～６月期（１Ｑ）連結決算は、住友商事・鉄鋼グループが純利益で前年同期比２３％減の１８２億円、ＪＦＥ商事がセグメント利益（事業利益と金融損益...
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