5年以内に1.5℃超の確率は80% 世界の平均気温、世界気象機関が最新報告書で予測 国連事務総長「気候地獄からの出口必要」 サステナビリティ 全産業 サステナビリティ 公開日 2024/06/14 国連の世界気象機関(WMO)は5日、世界の年平均気温が2024年から今後5年間のうち、少なくとも1年間は産業革命前の水準から一時的に1・5℃を超える可能性が80%と予測する最新の報告書を発表した。パリ協定の「1・5℃」目標は1~5年ではなく数十年にわたる長期的な気温上昇を指すため、同目標を直ちに超えることにはならないが、ますます近づいていることを示す厳しい警告となっている。 演説するグテーレス事務総長... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み