今年前半の鉄スクラップ国内市況/値動き、近年で最小に/輸出低調も円安が下支え品薄感続き〝需給均衡〟 金融業務 鉄鋼 金融業務 統計・調査 公開日 2024/06/14 2024年前半の鉄スクラップ国内市況は値動きの少なさが顕著となっている。電炉メーカーの購入価格の変動は回数、値幅ともに近年で最小。海外需要の低調から輸出が盛り上がりを欠くものの、為替の円安が下支えとなっている。市中ヤード業者で品薄感が続いていることも国内需給が緩みにくい要因に挙げられる。カーボンニュートラル(CN)の潮流も背景となり、鉄スクラップ国内市況(H2)はトン5万円前後で、こう着している。... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み