日本製鉄の業績動向 森高弘副社長に聞く 来期、事業利益8000億円以上目指す グローバル粗鋼、1億トン達成にめど 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2024/03/08 ――鉄鋼事業を取り巻く事業環境をどうみていますか。 「原料価格が高くなり、鋼材価格が低迷するというデカップリングが起きており、鉄鋼メーカーのマージンが極端に縮小している。鉄鉱石は中国の過剰生産、原料炭はインドの成長が要因であり、これは構造的な問題であることから、デカップリングの状態は当面続くだろう」 「そうした中でも当社がやるべきことは変わらない。生産設備の構造対策を計画どおり進めて完遂すること... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み