世界のホットコイル市況 軟化基調が鮮明に 生産に過剰感、米は1000ドル割れも 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2024/03/01 世界の熱延コイル市況で軟化基調が鮮明になってきた。中国では旧正月(春節)が明けた後も取引は盛り上がらず、上海先物市場のホット取引価格(5月限月)はトン当たり3900元(約550ドル)を割り込んで推移。欧州や米国のホット市況も下落している。 需要が振るわない一方、各国では鉄鋼生産が増える傾向にあり買い手側の様子見感は強い。中国鋼鉄工業協会(CISA)によると2月中旬の加盟企業の粗鋼生産は210万90... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み