Ni系ステンレス冷薄の国内市場 輸入材浸透、23年シェアは推定23% 入着減も内需低下、在庫調整が影響 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2024/02/24 ニッケル系ステンレス冷延薄板の店売り市場で、中国・台湾材が存在感を増している。2023年(暦年)のステンレス冷延鋼板類の輸入量は前年比12%減の16万トン。このうち、ニッケル系鋼種は14%減の13万3千トン程度に減少したが、内需が振るわない上に秋ごろまで在庫調整局面が続き、国内見掛け消費が19%減の57万2千トン程度に落ち込んだ状況だったため、国内市場における浸透度は前年を上回ったもよう。アジア市... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み