建設用鋼材に〝値上げの波〟 メーカーのコスト上昇継続 需要低迷も販価是正急務 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2024/01/25 建設用鋼材は2024年度に向け値上げの波が訪れそうだ。需要面では「2024年問題」の顕在化もあり、盛り上がりに欠けた23年度の水準から「大幅な回復は期待しにくい」(メーカー筋)との声が大勢を占める。一方で、H形鋼やロールコラムなど市況が低迷する中で原材料価格が上昇する「デカップリング」が進行。需要が伸び悩む中でコストを転嫁し、サプライチェーン全体で製品価格を再生産可能な水準までいかに引き上げていく... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み