世界のホットコイル市況 米市場、再び〝別世界〟 メトリックトン換算で1100ドル台半ば メーカー再編で価格形成力高まる 「USスチール買収」でさらに寡占化も 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2023/12/16 米国の熱延コイル市況が再び「別世界」の様相を呈してきた。10月を境に世界のホット市況は総じて上昇しているが、アジアのトン当たり600ドル、欧州の700ドル台前半に対し、米は先週時点で1100ドル台半ば。2カ月余りで400ドルもの値上がりを見せ、5月以来の高値に戻している。 米では政府によるさまざまな通商障壁で輸入鋼材が入りにくい一方、統合・再編が進み鉄鋼メーカーの価格形成力が高まった。トラン... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み