Ni系ステンレス冷薄 輸入増と内外価格差〝緊張走る〟店売り市場 中 二重価格構造が解消せず 原料価格差やアジアミルの赤字販売で 金融業務 鉄鋼 金融業務 企業成長の支援 公開日 2023/12/02 「なぜSUS304冷延薄板・2B材の店売り市場で10万円以上の価格差が生じたのか」―。言い換えれば「なぜ日本や欧米のメーカー販価はアジア材より高いのか」―まず指摘されるのは、ステンレススクラップ以外の主原料(ニッケル源)の価格差だ。日本メーカーが主原料とするフェロニッケルはLMEニッケル価格との連動性が強い。一方で、中国メーカーなどが主原料とするNPI(ニッケル銑鉄)は、生産プロセスにおけるCO2排... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み