Ni系ステンレス冷薄 輸入増と内外価格差、〝緊張走る〟店売り市場 上 国内材市況との値差、10万円以上/台湾、中国材が大幅増 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2023/11/28 ニッケル系ステンレス冷延薄板の店売り市場で、輸入材の存在感が増している。2023年度上期は国内見掛け消費の4分の1に相当する入着量があり、浸透度が高い店売り分野においては3~4割程度を占め、主力のSUS304冷薄の国内材との市況差は、トン10万円以上も開いている。輸入増と二重価格構造の最大の要因は、中国を中心とするアジア市場における供給過剰と能力拡張、および需給ギャップに起因する市況崩壊であり、も... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み