原料炭価格〝高止まり〟長期化の懸念 インドの〝爆食〟際立つ ESG投資が供給を制約 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2023/10/22 原料炭の国際価格が中長期にわたり高止まりする懸念が強まっている。新興国での需要拡大が予想される中、ESG(環境・社会・企業統治)投資の流れが原料炭への投資を抑制し、需要に供給が追い付かない状態が長引く形だ。日本など先進国の高炉メーカーは、脱炭素化に向けて革新技術の開発・実用化を急ぐ構えだが、温室効果ガス実質ゼロまでの移行期は高炉プロセスに頼らざるを得ない。原料炭の需給ひっ迫状況は、高炉メーカーの生... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み