EUの炭素国境調整措置 10月から「移行期間」スタート CO2排出量のデータ提出、日本鉄鋼業ISO方式採用へ サステナビリティ 鉄鋼 サステナビリティ 金融業務 SDGsの支援 公開日 2023/10/02 鉄鋼などが対象となる欧州連合(EU)の炭素国境調整措置(CBAM)が10月1日、本格導入に先立って、移行期間に入る。EU域内への輸出品は輸入業者を通じて製品ごとの二酸化炭素(CO2)排出量などを報告する義務が生じる。日本鉄鋼業は当面、ISO(国際標準化機構)規格に準じた簡易型の計算手法で割り出した排出量のデータを輸入業者に提供する方向だ。 CBAMの報告制度をめぐっては、報告内容の詳細に不透明な部... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み