熱延コイル アジア市況、500ドル台後半で底値感 不需要期入り、上伸力は欠く 金融業務 鉄鋼 金融業務 公開日 2023/06/24 「低空飛行」を続けてきたアジア圏の熱延コイル市況に底値感が出てきた。内需が振るわない中国からの輸出価格が下落し、5月にはほぼ半年ぶりにトン当たり600ドルを割り込んだが、足元では500ドル台後半のレンジ内に収まりつつある。ただ今後は季節的に不需要期を迎えるため、本格的な上伸基調に向かうかは未知数だ。 市況軟化を主導してきた日照鋼鉄など中国勢のホット輸出は一時500ドル台前半までオファー価格が下落し... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み