高炉用バイオマスコークス開発 強度向上がカギ 藻類の「マリンバイオマス」活用も視野 サステナビリティ 鉄鋼 サステナビリティ 金融業務 SDGsの支援 公開日 2023/06/18 日本鉄鋼協会が基礎研究に乗り出した高炉向けのバイオマスコークス。その最大の課題となるのが、炉内で粉化せず高温高圧にも耐えられる優れた強度だ。(1面参照) コークスは炉内で大量の鉄鉱石の重みに耐える必要がある。崩れて粉化してしまうと炉内の通気性が損なわれ、安定操業を妨げる要因になってしまう。 ただバイオマス由来のコークスは、強度が低下しやすい欠点がある。研究会のまとめ役となる産業技術総合研究所の鷹... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み