サステナブルチャレンジ 京都銀行 「廃校マッチング」で地域活性化へ
2025.03.31 19:50
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京都府北部の福知山市は、少子化に伴い2012年から2020年までに小学校16校を廃校。校舎は耐震補強されており災害時は防災拠点にもなるが、維持費が大きく民間活用への転用を検討することになった。
京都銀行は市から「未利用財産利活用業務」として有償で受託。2020年8月には取引先約1,300社にニーズ調査を行い、5年間に6回の「廃校マッチングバスツアー」を開催。多くの採用(公募・審査あり)につながっている。ある電気設備事業者は、「いちごのハウス栽培」(旧中六人部小学校)を始め、その後カフェやクラフトビール工場を増設している。
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和菓子店は新工場「足立音衛門里山ファクトリー(和菓子工場)」(旧佐賀小学校)として活用する。これらは新たな観光名所になったり地域での雇用創出に役立っている。福知山市は、保育園や公民館などの民間活用も行う方針。秦英正執行役員公務・地域連携部長は「事業成功には、行政の本気度がとても重要だ」と話す。
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