【ウェザーニューズの事例】“レジリエンス”高める気候データ提供 自然災害による「物理リスク」に備える
2025.09.26 19:50
天気予報サービス「ウェザーニュース」を提供する民間気象情報会社大手のウェザーニューズは、気象に関する膨大なデータを駆使して法人向けプロダクトを進化。気象情報サービス「ウェザーニュース for business」を通じて、BCPの策定やレジリエンスを強化する取り組みを支援している。
BCP策定企業は5社に1社
気候変動への「適応」が急務
パリ協定(2015年)を機にTCFD提言に基づく情報開示が広がり、金融機関では投融資先の温室効果ガス排出量等を開示する習慣が定着してきた。一方で、今夏も国内では100年に一度の大雨や観測史上最高気温を記録するなど、気候変動がもたらす物理リスクに備える重要性が増している。
帝国データバンクの「事業継続計画(BCP)に対する企業の意識調査(2025)」によると、国内企業のうちBCPを策定している企業の割合(策定率)は20.4%(前年同月比0.6ポイント増)。大...
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