欧州委、新たな通商措置案を公表/無税枠を47%削減、1830万トンに/税率は50%へ引き上げ、製銑・製鋼の原産地も特定/方向性電磁鋼板は含まず 経営改善の支援 鉄鋼 金属製品 製造業 経営改善の支援 公開日 2025/10/13 欧州委員会は7日、鉄鋼輸入に対する新たな通商措置案を発表した。来年6月末で期限が切れるセーフガード(緊急輸入制限=SG)措置に代わるもの。無税とする関税割当数量(タリフクオータ=TRQ)は年間1830万トンとし、2024年のSGで設けていたクオータから47%削減する。この数量枠を超えた鉄鋼には現行のSG税の倍となる50%の関税を課す。トレーサビリティ強化や迂回防止を名目に、製銑・製鋼の原産国を特定... この記事はプレミアム会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 プレミアムにログイン プレミアムに申し込み