米国の鉄鋼・アルミ関税／対ＥＵも５０％維持へ／ＥＵはクオータ制要求、継続協議

米国のトランプ大統領と欧州委員会のフォンデアライエン委員長が２７日に英国で会談し、米が課す相互関税や自動車関税は１５％へ引き下げる一方、鉄鋼・アルミニウムでの関税５０％は維持されることになった。ＥＵ側は一定の数量内であれば関税を課さないクオータ制の導入に向け協議を継続するもようだが、日本との合意時と同様に、米側が鉄鋼アルミ関税の引き下げに慎重な姿勢であることが改めて浮き彫りになった。

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